お風呂場の窓の手形
※今回は意味がわかると怖いみたいな物を思いついたので、ちょっと書いてみました
ある日の休日、俺は実家に帰ってきた
実家へ近づくにつれ、子どもたちの賑やかな声が聞こえてきた
やけに賑やかだな、と思いながら家の中へ入ると弟夫婦と甥っ子達が遊びに来ていた
甥っ子たちと遊んだり、弟夫婦や両親達と会話したりして
気がつけばあっという間に日が暮れていた
夕食を食べ終わる頃、丁度風呂が沸いたそうなので
一番風呂をいただくことにした
頭と体を洗い、さて湯船に入ろうと思い顔をあげると
何か違和感がある・・・
その違和感に気がついた時、俺は情けないことに悲鳴をあげてしまった
俺の目線の先に窓がある
その窓に無数の子供の手形がベットリと張り付いていた
悲鳴を聞いた親父達が何事かとやってきたので事情を説明すると
「はははっ!それは甥っ子達の仕業だ。昼間に風呂場の窓の外側にある棚によじ登って、窓をベタベタ触っていたからな」
そう言いながら親父は、洗面器に湯船のお湯を入れて窓についた手形を洗い流した
なんだ、そうだったのか・・・
とホット胸をなでおろし、俺は湯船にゆっくり浸かった後風呂場を後にした
その後はまた甥っ子と遊んだり皆と話していたら遅い時間になったので寝ることにした
布団に入って今日のことを振り返り、ふと違和感を感じた
あれ・・・何か変じゃないか・・・?
最近アプリメーカーでアプリを作って遊んでいます
良かったら遊んでやってください